2021/11/04 09:52
アメジストには濃い色や薄い色、混ざった色とさまざまありますが、主に代表的なのは紫色ですね。
精神的なヒーリングストーンの代表でもあります。
和名では「紫水晶」と言われているのはご存知でしょう。
アメジストの語源は、ギリシャ語の『amethystos』。
"酒に酔わない"という意味をもち、古代ローマではアメジストから作られた杯でお酒を飲むと二日酔いをしないという言い伝えが残っています。
ギリシャ神話では、アメジストは美少女の化身とされています。アメジストは別名「バッカス・ストーン」とも呼ばれていてギリシャ神話にも登場するくらいです。
日本では紫色は最も気高い色とされ、聖徳太子が定めた『冠位十二階』でも最高位の色として崇められています。
特に中国では皇帝だけが身につけることを許された色が紫だといわれています。
古くから世界各地で『誠実・平和の象徴』として大切に扱われていたそうです。
2月の誕生石としても有名なアメジストですが、その他、第7チャクラ(頭頂部)でも用いられます。
■アメジストの意味
アメジストは、精神状態を安定させるように働きかけ、不安・ストレスなどを和らげるスピリチュアルパワーを持つ強い石で、直観力や冷静な判断力・洞察力を高めると言われています。
人間関係においては、調和をもたらし、大切な人と良い関係を築くためのサポートとなってくれることでしょう。
真実の愛を守るパワーを与えてくれるとも言われています。
★ちょこっと神話★
お酒に悪酔いをしたバッカス「お酒の神」が、『今から最初に出会った人を猛獣(ピューマ)に襲わせる』と言いました。
不運にも、ちょうどそこに通りがかったのが月の女神の仕え人「アメジスト」でした。
バッカスが獣をけしかけ、今にもアメジストが襲われそうになった時、月の女神がこの惨事に気づいて、アメジストを一瞬にして純白の水晶に変えました。
酔いから覚めたバッカスは、自分のおこないを反省し、水晶にぶどう酒を注ぎました。
みるみるうちに水晶は透き通った紫色に変わり、紫色のアメジストとなりました。
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